Rock'a'Diner Mitsuo

クリームソーダのように、甘く冷たい思い出

夏の朝にキャッチボールを

「ジンパ」

北大にゆかりのある人間なら、この一言に見え隠れする、のっぴきならない魅力に抗えない。気の置けない仲間同士で鍋を囲み、野菜を煮込んで羊肉を焼き、札クラの缶ビールを片手に、今か今かと頃合を見計らい…そして、「乾杯!」。

皆の人生があって、前に会った時から今までの人生に乾杯する。フイルムの一コマずつにそれぞれの思い出が続いている。

思い出は昔話と言うけれど、それは今を経て、未来へ続く線路の枕木の一つなんでしょう。楽しいし、苦しいし、恥ずかしくて、だけどやっぱり笑ってしまう。集まった仲間が多いなら、それに越したことはない。一つでも多く、花が咲けばそれで良い。

「皆とキャッチボールをするのが俺の今日の夢だから。」

札幌は円山公園だったな。青春の輝きは、いつだって親友の何気ない一言。今日の夢はいつだって見られる。毎日見ようと思えば、今日の夢。

 

夏の朝にキャッチボールを

寝ぼけたままナチュラルハイで

幸せになるのには別に誰の許可もいらない

 

「暴投ばっかりじゃねぇーか!」

「ごめんごめん。」

馬鹿に暑い夏の陽射が笑うのは、思い出の中だけじゃない。長い時間が過ぎようと、生きている限り必ずまた会える。

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